
「緊急事態の広報対応」
企業が大きな不祥事を起こした際に開かれる記者会見で、経営トップが揃って深々と頭を下げ謝罪するシーンは、視聴者にとって見慣れたものになりつつあります。こうした会見でのプレス対応の不手際で、さらにダメージを広げ社長交代にまで追い詰められたケースも少なくありません。緊急事態の広報対応で企業が最も避けるべきことはどのようなことか――日本PR協会が行ったアンケート調査(2003年)にみられた「記者からの回答」は次のようになりました。断然に多かったのは、「会見でのウソ、隠蔽」と「マスコミの取材を一切拒否」の2つで、ついで「トップが記者会見に出ない企業対応」「トップが情報を知らずに会見に臨む事態」「ミスリードしたり世論を誘導するような対応」の順になりました。
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