メディア・アナリシス
PRの効果測定をしたい
一般財団法人経済広報センターは、1980年以降約3年ごとに日本企業のPR・広報責任者を対象とした「企業の広報活動に関する実態調査」を行っています。2014年に同センターが日本企業のPR・広報責任者を対象に行った調査の「広報部門として日頃抱えている悩みについて」では、「広報活動の効果測定が難しい」が68.7%で2011年(67.9%)と同様に1位にあがっています。
これまでPR活動の効果測定には、独自調査(サンプル調査やヒアリング)、メディアモニタリング、広告費換算など多様な調査手法が利用されています。井之上パブリックリレーションズでは、米国CARMA International Inc.(https://www.carma.com)が開発し、世界的に普及しているCARMA(Computer Aided Research & Media Analysis)を駆使してPR活動や報道記事内容の評価・分析を行っています。
CARMAは、報道内容が読者や視聴者にどのような影響を与えているかを知ることを目的として、メディアの報道内容をコンピュータによりシステム化された手法で行なう評価・分析手法です。評価・分析したい調査項目に合わせて、掲載メディアの特性、記事の内容、情報源、好意度などの詳細を分析することで総合的な評価を導き出し、結果をグラフなどで分かりやすく表示してレポートします。
CARMAは世界中の企業・官公庁・大学・業界組織その他あらゆる分野の組織に利用されて、日本でも1996年に井之上PRが本格に事業化を始めて以来、製薬、コンピュータ、情報通信、金融、食品、エネルギー関連、大学その他様々な分野のクライアントに利用され、定着しつつあります。
CARMAによる評価は
- 経営戦略やパブリック・リレーションズ(PR/広報戦略の再構築)
- 広報活動における目標管理
- 競合との比較
- 社内の業績評価
- キャンペーン評価やイメージ分析
など様々な目的に活用することができます。
イッシュー・マネジメントへの活用例
米国CARMAウェブサイト(英語)へ