事例紹介

事例01:井之上PRのCSR活動

21世紀に入り、CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)への注目がこれまでになく高まっています。一般的にCSRとは、経済、社会、環境の3つの分野をベースに、企業が社会的責任を積極的に果たすことで、企業の利益追求のみならず地球環境の保全や社会全体の持続的な成長を可能にする取り組みを指します。

20世紀に企業が追求してきた利益至上主義は、貧富の差の拡大や地球環境の悪化など、その負の部分を露呈し、行き詰まりをみせることになります。グローバル化により出現した巨大企業群は地球規模で環境や社会に影響を与えています。また、インターネット時代の市民意識の高まりはステーク・ホルダーへの配慮なしにビジネス活動を続けることをきわめて困難なものにしており、企業が環境や社会に積極的にかかわるCSRへの取り組みに大いなる関心を集めるのは必定ともいえます。

最初の事例はCSRで、井之上PRが東日本大震災時に公的機関の広聴広報、PR部門などを支援するため、無償提供した「公的機関向けツイッターマニュアル」に関するものです。

3月11日に発生した東日本大震災において、防災無線の破壊などで市民への情報発信手段が寸断された被災地域の自治体がソーシャルメディア「ツイッター(Twitter)」を用いて避難場所などの情報提供をして以来、公的機関でツイッターの利用が増えていることを受け、コミュニケーションの観点などからツイッターの効果的な活用方法などをまとめた「公的機関向けツイッターマニュアル」を2011年5月12日から公的機関に対し無償提供いたしました。
この「公的機関向けツイッターマニュアル」は、公的機関の担当者が震災など非常時に限らず平常時からツイッターを効果的に運用し、関係者と双方向でより良いコミュニケーション活動を実現できるよう構成されています。マニュアルでは、利用前に把握するべき現状、運用目的や方法、体制のポイント、危機管理についての考え方、ミスコミュニケーションを防ぐための方法などを、分かりやすく紹介したものです。

2011年6月6日毎日新聞(夕刊)10面
無償提供を始めて以降、公共機関を中心に250件を超える問い合わせがあり、マスメディアからも注目され、毎日新聞(上記記事)を始め29のメディアで掲載されました。現在も継続して無償で提供しています。また、日本PR協会が主催するPRアワード2011では、優秀賞を授与されることにもなりました。