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「新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル」無償提供活動が、国際PR協会主催Golden World Awards for Excellenceで、コミュニティ・エンゲージメント部門最優秀賞を日本初受賞

2021年7月29日、国際PR協会(本部ロンドン、以下 IPRA)は同協会が主催する全世界を対象としたパブリック・リレーションズ(PR)の国際賞である「Golden World Awards for Excellence(ゴールデン・ワールド・アワーズ・フォー・エクセレンス、以下GWA)」の受賞者を発表し、株式会社井之上パブリックリレーションズ(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝徳、以下 井之上PR)が2020年から実施している「新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル」無償提供活動が、GWAのコミュニティ・エンゲージメント(インハウス)部門最優秀賞を受賞しました。同部門での最優秀賞選出は、日本企業で初となります。

 

IPRA GWA部門賞受賞者公式ロゴ

画像:IPRA GWA部門賞受賞者公式ロゴ

 

2020年4月に井之上PRが作成、無償提供を開始した「新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル」は、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大が続くなか、日本国内の企業や組織による関連情報発信および情報収集について、危機管理広報の視点から基本的な考え方や手順をまとめています。本マニュアルは、当社が把握している中で現在全国1100以上の企業・自治体などへの無償提供を実現し、各組織の状況に合わせた独自の対応方針作成や、情報リテラシー向上、社内外へのコミュニケーションなどに活用されています。今回の受賞に先立ち、2020年12月には日本国内の優れたPR活動を表彰する公益社団法人日本パブリックリレーションズ協会主催「PRアワードグランプリ」において、同賞史上初となるPR会社単独での総合グランプリを受賞しています。

同マニュアルについて詳細は、下記ページをご覧ください。マニュアルの無料ダウンロード手続きも可能です。
https://www.inoue-pr.com/news/877/

 

 

GWA受賞にあたり、井之上PRの代表取締役社長兼COOの鈴木孝徳は、以下のように述べています。
「井之上PRは2020年に会社設立50周年を迎えました。『パブリック・リレーションズを通し、平和で希望のある社会づくりをめざす』という企業理念のもと、国内外のクライアント企業に対し戦略的なPRコンサルティングを提供しています。これまでもこの理念に基づき、PR会社ならではの視点からさまざまな社会貢献活動に一貫して取り組んできました。今回の『新型コロナウイルスに関する危機管理広報初動マニュアル』も、その井之上PRのDNAをベースに具体化されたものです。このたび、この活動が世界的にも高い評価を得て、GWA部門最優秀賞を受賞できたことを心よりうれしく思います。世界はいま、新型コロナウイルスの感染拡大という未曽有の困難な状況に直面していますが、この難局を乗り越えて新たな時代に向け前進するために、さまざまなステークホルダーとの良好な関係構築活動であるパブリック・リレーションズの役割がますます重要になっています。今回の受賞を励みに、社員とともに井之上PRはさらに進化し続けてまいる所存です。」

 

■国際PR協会 ゴールデン・ワールド・アワーズ・フォー・エクセレンス(GWA)について
ゴールデン・ワールド・アワーズ・フォー・エクセレンス(GWA)は、パブリック・リレーションズ(PR)の国際的な業界団体である国際PR協会(設立:1955年、本部:ロンドン)が、世界の優れたPR活動を顕彰する目的で1990年に創設した、全世界を対象とした唯一のPR専門賞です。2021年度のGWAでは、活動内容や業界、応募者属性(PR会社などの『エージェンシー』と、組織・団体主体の『インハウス』)によって37のカテゴリー(部門)に分けて案件が公募され、世界各国から選抜された審査員により、カテゴリーごとにWinnerとなるプロジェクトが計93件選出されました。さらにこの中から、最優秀賞である「Grand Prix for Excellence」、国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」達成を目的とした活動に贈られる「Global Contribution Award」が選ばれ、2021年内に発表される予定です。